デジタルサイネージやLEDディスプレイを使用する際に、画面をどれだけ遠くから見ても視認性が保たれるかを理解することは非常に重要です。特に、どのような距離で画面が見やすくなるのか、またどのピッチ(LEDの密度)が適切かを知ることが大切です。今回の記事では、LEDディスプレイの「10mmSMD」という絵素ピッチを例にとり、その視認条件を詳しく説明します。

「10mmSMD」とは、LEDモジュールの各LEDが10ミリメートルの間隔で配置されているという意味で、視認距離に大きく影響を与えます。私たちは、このピッチがどの距離から最適に視認できるかを検証し、LEDモジュールの光束距離特性や配光特性をもとに、どのように視認性を確保するかをプロットしました。視認距離についての具体的なイメージは「視認イメージ図」を参考にしていただければ、さらに理解が深まります。

ご提案モジュール;Outdoor 10.0mm SMD 露出型 , 配光特性 水平角 ±80 °, 仰角55°, 最短視認距離 17m以上 , 最適視認距離 34m以上

視認イメージ図 *10mmピッチLED仕様モデル

このように、視認性の最適化は単にディスプレイを設置するだけでなく、LEDの配置や距離を適切に考慮することが非常に重要です。これからデジタルサイネージを導入しようと考えている方にとって、この基本的な理解はとても役立つポイントです。